山奥の源流地帯に生息するイワナ。
イワナは警戒心が強い魚ですが、一度捕食スイッチが入ると貪欲な一面をみせます。
その一面に遭遇したアングラーは、イワナの生命感あふれる姿に魅了され、イワナを求めて深い山中の源流域へ幾度となく足を運ぶ様に…。
イワナ釣りの魅力とイワナ釣りの要点を解説します。
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源流域の美しさも、イワナ釣りの大きな魅力
『山歩きは気持ちいい』
これは、多くの人が経験した事がある気持ちだと思います。
その山歩きの途中に綺麗な沢が流れていたりすると、飲みたくなったり、山歩きで火照った顔をその沢の冷たい水で洗い流したくなったりする気持ちも、多くの人が経験していると思います。
『日本の四季は美しい』
日本人なら皆知っています。
その感覚の全てを感じながら出来る釣りが、『イワナ釣り』です。
イワナはなぜ警戒心が強いのか?それを知る事からポイントを考える
何もイワナだけが警戒心が強いのではなく、自然にいる魚のほとんどは警戒心が強いです。(海水域には鈍感な魚もいますが…)
イワナの生息する源流地帯という地形は、海や湖や本流と比べると、あまりにも小さな流れです。
そこに、渓流魚の天敵である人間が近づけば、当然にすぐに見つかり隠れてしまうと言う訳です。
イワナからして見れば、見つけやすいし、大石がゴロゴロあるので、隠れやすいんですよね。
水深のある所は、水面近くになればなるほどイワナの警戒心は高くなります。
イワナ釣りのポイントは『水深のある所』と『近くに隠れる沈み石がある所』
イワナ釣りのポイントとなるのは、大きな視点で見ると、ズバリ『水深のある所』『近くに隠れる沈み石がある所』ですね。
またイワナは、性格上早い流れを好まないので、頭に入れておくと良いのが『流心脇から外の流れ』『瀬尻』『反転流』です。 釣行中に浅く流れの緩い淵が前方に見えたら、十分な距離をとって釣るか、近くに隠れる大岩があればそこに隠れて竿を出す事です。
これが、俗にいう川釣りは「岩化け、草化け」と言う言葉の所以ですね。
釣りをしない人でも、何故かこの言葉を知っている人が多いですね。
イワナ釣りへは、まず自分の慣れた釣り方で行こう!
イワナ釣りの釣法としては、フライ・ルアー・テンカラ・餌釣りがあります。
この中でどの釣り方が一番釣れる、とかは正直無いといえるでしょう。
釣り未経験者の方なら、自分の好きな釣り方で良いと思いますが、既に釣りをされている方なら、自分の慣れた釣り方でチャレンジするのをオススメします。
そうする事により、初めてチャレンジする釣法よりは、釣りに集中出来、魚の着き場やポイントの見極めの方に意識が向けられ、釣りに必要な魚の習性等への理解力が早く身につきます。
その後、他の釣法にチャレンジする方が、慣れるのも早いです。
最初のうちは、なかなか釣れなかったり、魚の気配すら感じられなかったりしますが、魚はいますので、アプローチに十分注意してイワナ釣りを楽しんで下さいね!
では、良い釣行を!
イワナ釣りにおすすめのロッド(フライ・ルアー)
フライロッド
イワナロ釣りでは源流域まで歩くので、コンパクトであるのが絶対条件の一つ。
さらに、源流域では長いロッドを振り回す事は現実的ではないので、短めのロッドである事が重要です。
それらを実現し、さらに、毛針を思った所へシャープにプレゼンができる設計になっているので超オススメです。
ルアーロッド
こちらも、携帯性は第一条件。
テレスコピック(振出式)モデルをエントリーしました。
さらに、源流域でのトリックキャストのしやすさ等の現地でのパフォーマンスも充実。
Abuのベイトフィネスリールと合わせると、手頃な価格でカッコいいのでおすすめです!